チュートリアル Clash Verge Rev 2026

Clash Verge Rev の使い方は?2026年最新サブスク追加とノード切替手順

2026年6月8日 更新日:2026年6月8日 読了目安:約12分

はじめに

Clash Verge Rev は、2026年現在、世界中で最も人気のあるプロキシクライアントの一つです。かつての主流であった Clash for Windows の開発停止を受け、その後継として Tauri フレームワークを用いて開発されました。非常に軽量でありながら、Mihomo (Clash.Meta) コアをフルに活用できる強力な機能を備えています。

しかし、初めてこのツールを導入したユーザーにとって、その多機能さは時に「どこから手をつければいいのか分からない」という戸惑いを生むこともあります。本記事では、インストール直後の状態から、インターネットを自由かつ高速に閲覧できる状態にするまでの手順を、ステップバイステップで徹底的に解説します。

本ガイドの目標

サブスクリプションのインポート、最適なノードの選択、そしてシステム全体のプロキシ設定をマスターすることです。

事前準備

Clash Verge Rev を使い始める前に、以下の2点を確認してください。

  • 最新版のインストール: まだインストールしていない場合は、公式ダウンロードページからお使いの OS(Windows, macOS, Linux)に合ったインストーラーを入手してください。
  • サブスクリプションリンクの用意: プロバイダー(いわゆる「空港」サービス)から提供される、Clash 用の URL リンクが必要です。通常は https://... で始まる形式です。

ヒント

プロバイダーによっては「一クリックインポート」機能を提供していますが、手動でコピー&ペーストする方法を覚えておくとトラブル時に役立ちます。

1サブスクリプションの追加

まず最初に行うのが、サーバー情報を読み込むための「サブスクリプション」の追加です。

インポート手順
  1. Clash Verge Rev を起動し、左側のメニューから 「Profiles」 タブを選択します。
  2. 画面上部にある入力ボックスに、コピーしておいたサブスクリプションリンクを貼り付けます。
  3. 「Import」 ボタンをクリックします。
  4. インポートが完了すると、リストに新しいプロファイルが表示されます。そのプロファイルをクリックして選択(青い枠線が表示されます)してください。

エラーが出る場合

リンクが正しいか、またネットワークがそのリンクにアクセス可能か確認してください。必要に応じてブラウザでリンクを開けるか試してみましょう。

2ノードの切り替え方法

サブスクリプションを読み込んだら、次に接続先となる「ノード」を選択します。

Proxy グループでの選択

左メニューの 「Proxies」 をクリックします。ここには、プロバイダーが設定した様々なグループが表示されます。

  • Global / Proxy: 通常、すべてのプロキシ通信が経由するメインのグループです。
  • 自動選択 (Auto): 遅延(レイテンシ)が最も低いノードをソフトが自動的に選びます。
  • 手動選択: 特定の国(日本、アメリカ、香港など)のノードを自分でクリックして切り替えます。
# 接続テストの実行 右上の「雷」アイコンをクリックすると、全ノードの遅延テストが行われます。 数値(ms)が小さいほど、通信速度が速く安定していることを示します。

動画視聴にはアメリカや日本の高帯域ノード、ゲームには低遅延な近隣ノードなど、用途に合わせて切り替えるのがコツです。

3システムプロキシの有効化

ノードを選んだだけでは、まだブラウザなどの通信はプロキシを経由しません。Clash Verge Rev の設定をシステム全体に適用する必要があります。

スイッチを入れる
  1. 左メニューの 「Settings」 をクリックします。
  2. 「System Proxy」 という項目のスイッチをオンにします。
  3. Windows の場合は、タスクバーの通知領域にある Clash アイコンを右クリックして「System Proxy」にチェックを入れることでも可能です。

これで、Chrome や Edge といった一般的なブラウザでの閲覧がプロキシ経由になります。正しく接続できているかは、IP確認サイトなどで自分のIPアドレスが変わっているかチェックすることで確認できます。

4TUNモードの活用

一部のアプリケーション(ゲーム、コマンドラインツール、一部のデスクトップアプリ)は、システムプロキシの設定を無視することがあります。これを解決するのが TUN モード です。

TUN モードを有効にすると、仮想ネットワークカードが作成され、OSレベルですべてのトラフィックを Clash に強制的に取り込みます。

TUNモードの設定

Settings 画面で「TUN Mode」をオンにします。初回実行時には管理者権限の許可を求められるので、「はい」を選択してください。また、Service Mode のインストールが必要な場合もあります。

よくある質問

Q. 接続してもインターネットに繋がりません。

A. ノードが期限切れでないか、または「Proxies」で有効なノードが選択されているか確認してください。また、システムプロキシを一度オフにしてから再度オンにすると解決することがあります。

Q. 特定のサイトだけプロキシを通したくありません。

A. Clash の「Rule」モードを活用してください。デフォルトでは多くのサブスクリプションが「国内サイトは直接接続、海外サイトはプロキシ」というルールを含んでいます。手動で除外したい場合は、設定ファイルの skip-proxy リストにドメインを追加します。

Q. 起動時に自動で実行したいです。

A. Settings の「Start on Login」を有効にしてください。これにより、PCを再起動するたびに手動でアプリを開く手間が省けます。

まとめと推奨

Clash Verge Rev は、2026年におけるプロキシツールの決定版と言えます。従来のツールと比較して、以下の点が非常に優れています。

  • クロスプラットフォーム: Windows でも Mac でも、全く同じ操作感で使用できる点。
  • 最新コアのサポート: Mihomo コアを搭載しているため、最新のプロトコル(VLESS, Hysteria2 など)に完全対応している点。
  • クリーンなUI: 広告がなく、モダンで直感的なデザインである点。

もしあなたが古い Clash for Windows や、機能の限られた VPN クライアントを使い続けているのであれば、この機会に Clash Verge Rev への移行を強くお勧めします。最初は設定が複雑に感じるかもしれませんが、一度「サブスクリプション追加 → ノード選択 → システムプロキシオン」の流れを覚えれば、これほど快適なツールは他にありません。

自由なインターネット環境を手に入れ、プライバシーを守りながら高速なブラウジングを楽しみましょう。

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